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2006年3月25日 (土)

狂犬病予防注射

皆さん、狂犬病予防注射の通知は役所から届きましたか?

狂犬病予防法により、毎年一回の狂犬病予防注射が義務付けられています。接種は一年を通していつでも出来ます。ただし集合注射はその日にちが決まっています。

昔からなんとなく通知に書いてある通りに集合注射をしている方も多いかと思いますが、出来るだけ病院でしっかり診察を受けた上で注射するようにしてください。集合注射では何十頭(場所によっては百数十頭)もの犬に半日で注射していきます。行かれた事のある方は分かると思いますが、とにかく流れ作業的に獣医師が注射をしていきます。そのために問題(ワクチンアレルギーの対応が遅れたり、病気の犬に接種したりなど)もあり、地域によっては病院での注射を推進しているところもあります。

集合注射を勧める獣医師がいるとすれば、それはおそらく獣医師会に入る収入の問題でしょう。大きな資金源ですので、それに頼っている獣医さんは集合注射を勧めるかも知れません。

集合注射に行くと【犬】のマークのシールがもらえます。

これについても誤解がすごく多いようです。このシールは狂犬病予防注射とは全く関係ありません。シールにはその年度が書いてありますのでいかにもその年に注射をしたという証のようですが法的には全く関係ありません。地域によって違いますが、獣医師会もしくは地方自治体がシールを作って配っています。では何故このシールを配るのかといいますと、例えば大阪府の条例(大阪府動物の愛護及び管理に関する条例 )では、その第四条の2にこう書いてあります。

『犬の飼養者は、住居の出入口等人の見やすい箇所に、規則で定めるところにより、犬を飼養している旨を表示しなければならない。』

つまりあのシールはあくまで、犬を飼っていますよという表示であり、狂犬病注射を射っていますよという証明ではないのです。注射の証明は注射済証という小さな四角い金属プレートです。

吹田市では獣医師会がシールを配っている為、獣医師会に入っていない当院では発行することが出来ません(何故かは個人的に聞いてください。ここで言うといろいろな所から怒られそうですから)。大阪市では市が配っているので獣医師会に入っていようがいまいがもらえます。何でこんなに差があるのでしょうか?不思議ですよね。

皆さん、当院で狂犬病予防注射を受けてくださいね。 費用は集合注射と全く同じです。

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コメント

いつも拝見させていただいております。
狂犬病予防注射のことすごく理解できました。
もちろん市の接種をしたほうが安いと思っていましたし。
価格面のことも書いて頂いたのですごく助かります。
人間もましてや動物も医療費っていくらかかるかわからなくて
不安なときもありますし、
(診察しながら財布の中身を心配したり…)
それでいて「いくら?」とは聞けないので。
これからも患者家族にとって安心できる、信頼できる先生でいてください。

投稿: ワン好き | 2006年4月 8日 (土) 09時22分

狂犬病注射の費用は動物病院によって違います。
通常は少し高く設定されていると思います。または、注射代は同じでも、それとは別に診察料がかかる病院もあります。
当院では診察料もいただいておりません。全く同じ料金です。

投稿: 縄田龍生 | 2006年4月 8日 (土) 20時42分

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