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2007年1月17日 (水)

共感覚

私を含め、多くの人は自分の体験や学習に基づいて個々の信念を持っていると思います。子供の頃からの体験に加え、科学を学ぶ道を辿った私は当然の事ながら科学を信じている(変な言い方?)。

最近、オーラや霊を扱ったテレビ番組が多く、それなりに娯楽として楽しんではいるがどうしても信じる事は出来ない(それらが『無い』というのも証明されてはいない。というより、『無い』事を証明するのはほぼ不可能である)。しかし、「霊を見た」とか「オーラを感じる」と言う人達が全く嘘を言っているようにも思えない時がある。

信じたくは無い。でもどうなんだろう・・・?

人は実際『目』で見なくても物を(脳で)見ることが出来るのは、誰でも夢を見ることから容易に想像できる。薬物中毒になると虫が体に這いつくばって来るのが見える。しかし、明らかに昼間正常な状態で目を覚ましている人が普通の人に見えないものを見るのは何故だろう?

その疑問をかなり解決してくれる番組が先日あった。ビートたけしさん司会の『感覚』をテーマにした番組だった。盲目の人が口で鳴らした音の反射(エコー)を聞き分け自由に歩き回る事にも『目から鱗』だったが、同番組内で紹介された共感覚という物に驚かされた。

共感覚者と呼ばれる人達は、例えば音や臭いや文字などに色を感じるという。私達が見る黒い文字も彼(女)らには鮮やかに色づいて見え、喋っている口元を見れば色が見えるという。

また、彼(女)らに音楽を聴かせ、その時の脳の活動を調べると、通常は聴覚野と呼ばれる場所だけが活動するのに、視覚野も同時に活動している。音楽を聴くと、色を感じるのである。聴覚野と視覚野を直接結んでいる神経があるらしい。(番組ではこれが進化なのか人間が昔から持っていたものなのかは分からないとしている)

私の勝手な結論としては、オーラや霊が見える人達は、実際に見ているのだろう。しかし、そこに在る物を見ているのではなく、何かにより刺激された脳の視覚野が見ている可能性が高いという事である。

自分の常識が世間では非常識という事が誰にでもあると思う。自分の無知(今回では共感覚について)により間違った考えをしている事も多いだろう。信じていないものを頭から否定するのはなるべく止めようと思う今日この頃です。

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