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2007年3月 6日 (火)

犬ブルセラ症感染犬救助④

またたび獣医師団さんが公開質問状の回答を発表しました。

ここで全部書くと長くなりますので、その中から、????と思うものを取り上げてみたいと思います。

1、衛生管理は十分か?

(回答)可能な範囲で最大限やっている。

(コメント)いきなり、日本語力の無さが露呈しています。質問は十分か?というものであるので、回答は『最大限やっているが、十分ではない』とか、『十分である』となるはずです。最大限というのはあくまでも修飾であるので、答えになっていない。

2、バイオセーフティーレベル3の施設が必要といいながら何故そのレベルと程遠い状態か?

(回答)感染拡大防止のため移動を制限している。

(コメント)もう苦笑いも出ない。この質問では、移動制限の事など聞いていない。日本語の授業を受けさせてあげたい。

3、国は殺処分するよう指示していないものを殺処分する根拠は?

(回答)感染拡大の防止の為

(コメント)『国の判断は間違っている』とか、『ブルセラは国が思う以上に恐ろしい病気で、その根拠となる文献がある』などと言うなら分かる。しかし、理由が感染拡散防止ということは、どんな病気にも当てはまるということです。回虫感染拡大を防止する為全ての野良猫を捕まえて殺す。というのと何の変わりも無い。では逆に何故、感染拡散を防止する為レプトスピラ感染症の犬の殺処分を義務付けない?フィラリアの犬は??理由は簡単です。命を強制的に奪うだけの恐ろしい病気(人への感染率、感染時の重篤度など)ではないからです。一見質問に回答しているようだが、質問の意図は、引き取り手があり、治療・追跡調査も行うブルセラ感染犬を殺さなければならない(撲滅しなければならない)理由・根拠です。命を奪うということがどれほど大きな事か分かっているのでしょうか?命を奪うにはそれ相応の理由が必要です。その理由を示して欲しいと思います。

4、人畜感染症を全て根絶するのが大阪府の方針か?

(回答)感染症の可能性が少しでもあるなら譲渡できない。

(コメント)英語の問題で、YESかNOで答える問題に、YES,NOで答えなければ0点です。方針か否かという質問に対し、譲渡が困難という回答。本当に日本語教師が必要です。大阪府の変わりに彼らの回答をするとこういうことでしょう。『全てを根絶しようとは考えていないが、あの犬達は大阪府の所有物なので、後々面倒が起こる可能性が0.1%でもあるのなら、殺した方が手っ取り早い。それだと犬が問題を起こすのは0%になる』

もう1つつっ込みを。大阪府の回答をそのまま受けるとしたら、では今まで大阪府が譲渡してきた犬はブルセラ感染の可能性は0%なのか?パルボウイルスに感染している犬、回虫に感染している犬、フィラリアに感染している犬、カンピロバクターに感染している犬。全て100%無いと断言できる証拠を提示してもらいたい。また、これから成犬譲渡も行っていくようだが、約4週間あけた2回のブルセラ血清検査で陰性の犬のみ譲渡会に出すのか?その間に感染が起きないよう個別管理するのか?

5、ブルセラ感染犬が発見された場合、安楽死を勧めるよう獣医師に指導するのか?また、指導しないのであれば理由は?

(回答)個人所有の犬は法に合わせて対処するが、大阪府所有の動物は大阪府が決める。(文章を少し変えています)

(コメント)質問の読解力の無さに涙が出てくる。獣医師への指導を聞いているのです。まあ、言いたいことは、『各個人の犬に関しては法で規定されていないので、獣医師への指導は無い。勝手にやってくれ。』ということでしょう。

6、民間との協力は?

(回答)救援を開始した時点で、感染犬の譲渡はしない事は決まっている。

(コメント) Wan Lifeさんから譲渡されたときには、全頭救助の方向でという約束ではなかったのか?だからこそWan Lifeさんは大阪府に託したのではないか?回答が事実なら、Wan Lifeさんを騙して犬達を奪い取ったという事になる。これはちょっと法的にもどうなのか?

7、『アメリカでは陽性犬は殺処分するのが主流である』という発言の根拠(元情報)を提示してください。

(回答)感染拡散防止のため殺す事とした。

(コメント)もう言葉が出ない。大阪府の小学校の先生。是非この本部長に質問内容を分かりやすく説明してください。

8、あの犬達は伴侶犬ですか?

(回答)陰性の犬は伴侶犬です。

(コメント)ブルセラ症を持った時点で、犬がどんな状況だろうと、伴侶犬から経済動物に変わると言っているのと同じです。こんな馬鹿な論理世界中探したってどこにも存在しません。『伴侶犬だが、ブルセラ症を持っている可能性がちょっとでもあるので殺します。』と言ったほうがまだ発言としては理解できる(もちろんその考え方には理解できませんが)。

9、犬のブルセラ症が移動制限対象になる法的根拠は?

(回答)現行法の精神により、移動を制限している。

(コメント)現行法の精神は、ブルセラ症ぐらいなら移動制限しなくても大丈夫という事ではないのか?だから、法規制が無いのではないか?現行法の精神とは何なのか詳しく説明して欲しい。

10、『獣医師へ預けるのは難しい』というのは、どういうこと?

(回答)防疫に充分留意しなければ(獣医師の)受け入れは難しい。

(コメント)馬鹿にするな~!!!!どんな感染症だろうとそれに対応して院内の消毒や管理を我々臨床獣医師は行っています。我々が、充分留意出来ない????出来ない病院へ入院させる必要は無い。出来る病院はごまんとある。どの病院が受け入れ出来ないと言った???

11、一旦ブルセラ陽性犬になると、一生隔離しなければならない理由は?

(回答)法的根拠は無い。ケースバイケース。

(コメント)つまり、理由は無いが、今の隔離された状況が最善ということを言っているのだが、今回のケースでは生涯の隔離など必要が無いことが何故分からない?このケースを隔離しなければならないのなら、私達はもう動物と共存できない。理由も法的根拠も無いのが事実です。話を大きくして一般の方々の不安を煽り、殺処分への賛成意見を多くしようと思っているとしか考えられない。

12、とくになし。

13、犬舎等の汚染に対する対策は?

(回答)消毒剤をまいている。

(コメント)つまり、最も大事な乾燥や日光照射を行わず、『出来るなら消毒』という付け足しの対策しかしていないということです。私も現地内部を見てきましたが、糞やおしっこ、それらにまみれた被毛の塊がケージにびっしり付いた状態で乾燥など簡単に出来ません。消毒剤を撒く事よりも、ケージを綺麗にして、天気のいい日にはケージごと日に当たる所に出してあげる事の方がよっぽど大事な事です。感染拡散防止が第一だと言っておきながら、このような事では大阪府の公衆衛生担当は以下にずさんかという事が露呈してしまいます。

14、大阪府が今回の件に関して乗り出した理由は?

(回答)いろんな状況を考えて乗り出した。今後はケースバイケース。

(コメント)困った時の『ケースバイケース』『いろいろな事を総合して』は便利ですね~。もちろんそうなんでしょうが、その細かいところを聞きたいのです。我々の税金を使っているのですから。大阪府は税金使っていないといいますが、職員の給料は100%税金です。また、寄付をしている方はどれくらいいらっしゃるのでしょうか?それでまかなっているのでしょうか?救援本部の愛護団体からの寄付ならば、その愛護団体に寄付した人(企業?)の了承は取れているのでしょうか?アークエンジェルズさんの時にあれだけ騒いだマスコミはこの事をどうして言わないのでしょうか?

15、通常投薬量の何倍を投薬した?他の原因は無いというだけの確認はした?

(回答)適切な量である。投薬2週目以降から黄疸・貧血を示しているので、肝障害が原因である。

(コメント)アメリカのYahoo検索で、『rifampin dog』で検索すると、すぐにrifampin(日本ではリファンピシン)の情報が出てきます。その7ページ目には注意書きとして『一日体重1kgあたり5~10mgを投薬された犬の20%かそれ以上が臨床的肝炎を引き起こす肝酵素上昇に陥るだろうという不確かな警告もあります。ある研究では、犬の最高血中濃度は、10mg/kgという標準量で与えられた時、馬の最高血中濃度の4倍になることが分かっており、副作用の多くは過剰投与によるものであるかもしれないということを示しています。』と書かれています。つまり、標準量の投与でさえ、過剰投与になり得て、しかも20%以上の犬が副作用を示すかもしれないと書いてあります。また、14ページには『1日あたり、体重1kgにつき10mg以下を保つべきである』とはっきり書かれています。

さらに言うならば、何故2週目に症状が出ていることが分かったのであれば、すぐに対応しなかったのか?そのとき対応していれば、20頭を超える犠牲は出なかったはずです。私はてっきり、最近バタバタと亡くなり始めて、大阪府も最近異常を知ったのかと思っていました。普段の様子を見ないのは問題ですが、異常があると分かっていて何もしないのは『みだりに傷つけている』と言っても過言ではありません。

(動物愛護法第四十四条)  愛護動物をみだりに殺し、又は傷つけた者は、一年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。

投薬量を間違ったのなら何故、『間違って犬達にすまないことをした。申し訳ない。今後このような事が無いように、今回の副作用に関しては、獣医師会雑誌などで今後報告する。』と言えないのか?隠そうとする体質が医療の現場でもどこの現場でも問題になっているのではないのか?素直に謝罪し、亡くなった犬達の為にできる事をしていけば、私もここまで腹が立たないのです。

16、動物愛護の基本原則に立って活動されていますか?

(回答)感染拡大の対策をしている。陰性犬は譲渡する。

(コメント)またまた、質問に答えていない。つまり、『どんな些細な感染症であろうとも、それが人畜共通感染症であれば、動物愛護など言ってられない』と言う事だろう。

17、狂犬病予防法を遵守しているか?

(回答)登録はしているが、注射はしていない。

(コメント)狂犬病予防法では、

第4条 犬の所有者は、犬を取得した日(生後90日以内の犬を取得した場合にあっては、生後90を経過した日)から30日以内に、厚生省令の定めるところにより、その犬の所在地を管轄する都道府県知事に市町村長(都の区の存する区域にあっては区長とする。以下同じ。)を経て犬の登録を申請しなければならない。ただし、この条の規定により登録を受けた犬については、この限りでない。

2 都道府県知事は、前項の登録の申請があったときは、原簿に登録し、その犬の所有者に犬の鑑札を前項の市町村長を経て公布しなければならない。

3 犬の所有者は、前項の鑑札をその犬に着けておかなければならない

となっているが、少なくとも私が見た2/20の時点では付いていなかった。全ての犬の鑑札と、登録日を知りたい。またたび獣医師団さんに指摘され、あわてて登録したのではないだろうか?

18、所有権放棄に関して?

(回答)府が有効に譲り受けた。

(コメント)Wan Lifeさんは全面的な治療を犬達に受けさせる為に、大阪府と話し合った結果、自らの所有権を放棄しました。あくまでも治療を受けさせるためです。もし前述のように最初からブルセラ陽性犬は殺処分と結論ありきであれば、Wan Lifeさんはと大阪府の話し合い自体が有効では無いということになります。譲り渡す時の条件が守られていないわけですので、譲ったWan Lifeさんが返せとなるのは当然で、返すのも当たり前の話です。

『一度もらった物は何が何でも返さない』なんて恐ろしい事でしょうか。当院で狂犬病注射を受けた方は、私が代理で吹田市の環境管理センターへ狂犬病登録に行きます。以前間違って、二重登録してしまった事がありました。返金を求めたら、『一度入れたお金は絶対に返せません』と言われました。その時の対応した職員さんもどうしたらいいか分からない様で、他の人に聞いていました。結局、後日他の人の登録の時にその二重取りした登録料をあてるという事で解決しましたが、もし、個人で二重登録したら戻ってこないという事だったのかもしれません。役所というのはこういう体質なのです。

19、契約書を確認しましたか?

(回答)・・・府職員が居合わせた。・・・

(コメント)YES or NO でお答え下さい。

おかしい回答だけにコメントするはずが、ほとんど全てとなってしまいました。皆さんはどう思いますか?

では、前回以降の質問に答えましょう。

陽性犬の里親になった場合、注目度からも終生排菌のチェックが必要になるかと思います。そこで、何ヶ月ごとにチェックが必要でしょうか?

陰性化してからは1ヶ月毎。3ヶ月陰性が続けば、2ヶ月毎、3ヶ月毎・・・と少しづつ延ばし、最終的(陰性化から2~3年後)には半年に一回ぐらいでいいんじゃないでしょうか?もちろん科学的根拠となる論文等はありません。たいした病気ではないので、それ位すれば十分だと思います(あくまで私の私見です)。再発すればそのとき対処すれば良いだけの話ですから。

また、そのチェックの費用

基本的には、アークエンジェルズさん、またたび獣医師さん、そして当院の3者が負担する事となりますが、万一、私達全員が(死亡などで)不可能となった場合、里親様が負担する事となります。獣医師が利益を取らなければ、約3000円~6000円(検査センターにより違います)。普通に取るとすれば、病院によって違いますので何とも言えません。

排菌が確認されたときの抗生剤の投与期間/投与量/回数と、一回ごとの費用

今回のリファンピシンの副作用の強さを考えると、リファンピシンを使う事は非常にためらいます。ドキシサイクリン+ストレプトマイシン(あるいはエンロフロキサシン)での治療となると思いますが、基本的にこれらの薬代は上記の3者で負担します。10kgの犬でドキシサイクリン1日200mg(10mg/kg,12時間毎)、ストレプトマイシン300mg(10mg/kg,8時間毎)、エンロフロキサシン100mg(10mg/kg,24時間毎)から2剤を組み合わせて使います。1日の薬代は10kgの犬で約200円です。薬の選択でより安く抑えられる場合もあります。

不妊治療後の後遺症の有無/後遺症があった場合の治療

去勢・避妊手術による後遺症の発現の有無ということでしょうか?もしくは、大阪府のように治療中に副作用が出たときの治療費ということでしょうか?基本的に治療は、協力病院で行うこととなります。ただ、副作用が出ないように管理していく事が大事です。陰性化が3ヶ月続くまでは里親に出しませんので、あまり心配されなくてもいいと思います。

今すべきこと、バリケードをまたしてでも止めるのなら、止めている間に、研究ができるだけの用意を口だけでは国は動きませんから、書類など作成して出しつづけるなどした方がいいのではないでしょうか?

そんなことしていたら間に合いません。だからバリケードで止めたのです。

皆さんで、研究してくれる人を探しませんか?
大学などにメールしてみませんか?

大学の研究はそんなに簡単に変更できません。また、犬のブルセラ症の研究はあまり研究対象としては有意義なものではありません(現在研究がされている他の病気と比べ)。ですから私達に任せてくれれば、陰性化後の追跡調査をし、再発率などのデータを取り、今後のブルセラ感染犬の扱いに関する大事な資料を残せるのです。

他の場所を確保するにしても、では費用負担は?
上下水道、室内・個別管理の出来る代替地と施設がすぐ用意出来るのでしょうか?

アークエンジェルズさんにより施設の用意はすぐできます(確認済みですが詳しいことは言えません)。

人に感染するはずのない感染症で世界初の感染・死亡例が判明しました。これでは「人畜感染症」であるブルセラ症について安全対策を取られるのは仕方ないことなのではないでしょうか?

ですからそこまで仰られるなら、人は動物との共存は出来ない事になります。経済動物以外の全てのペット動物を殺せといってるんですか?

他にもっとこわい菌もあるのだから、ブルセラがあってもかまわない、という考えが理解できません。

他の菌は関係ありません。ブルセラ自体が怖い菌ではないという事が重要なのです。

危険があるとわかっているなら、それを拡大させない努力を最大限にするのも獣医師の義務ですよね。体の弱い人もたくさん生きているこの社会に、感染の危険があるものを放すことを獣医師が後押ししてもいいものでしょうか?

その通りです。しかし、ブルセラの何がどれだけ危険なのですか?あなたの言う、犬を殺しても良い【危険】とはどのレベルでしょうか?ブルセラは犬を殺すほどの危険な菌では無いのです。人の医療従事者の方のコメントもありますように世に放すと危険なもの、危険で無いものと言うだけで区別は出来ません。人や犬にも生きる権利があります。その生きる権利を奪ってまでも放すことができない危険なものは、当然世に放しません。それが、狂犬病などです。

同じ命なのに保健所で処分されるのは仕方が無いって思っているのですか?

自分が助けたいと心の底から思っている人や動物を助ける。当たり前の事です。どんな犬でも同じ1つの命です。差は全くありません。しかしながら現実問題として、純血種やこの様に話題になった犬達は保健所等で捕獲された犬達よりも高率に新しい家族に出会います。また、大阪府は成犬譲渡をしていませんので、保護できません。アークエンジェルズさんはその保健所に連れて行かれる前の犬達を警察署などから多く保護しています。私もそういった犬達の治療をしています。私は、保健所だろうが、ブリーダーの犬だろうが、保護して育てることは出来ません。だからこそ、アークエンジェルズさんのような団体に治療の面で協力しているのです。自分自身の書いた事をもう一度読み、自分の心の無さを感じてください。

薬で排菌されなくなった状態で交配出産は可能なのでしょうか?可能な場合には、子供にも胎盤感染するのでしょうか?

必ず不妊手術をします。あなたの犬が感染犬であり、仔犬を出産させたいと思うのなら可能ですが、獣医師として絶対反対します。

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コメント

縄田先生初めまして、いつもロムしていました。
今日の、先生のコメントを読み思わず書き込んでしまいました。
先生の、冷静で論理的な文面に頷きとても嬉しく思った次第です。

人バリで、命をつなげたワン達です、絶対に救いたい命です。
このワン達の後にも沢山の命が繋がって行く事を、願ってます。
動物愛護管理推進議員連盟・鳩山邦夫会長の力強いお言葉もありました。
希望が、見えてきました。

縄田先生に感謝とお礼をここで申し上げます、ありがとうございました。

投稿: ウララ | 2007年3月 6日 (火) 20時37分

縄田先生が『絶対反対』と宣言してくださって本当に心強いです。
ありがとうございます。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

投稿: モモママ | 2007年3月 6日 (火) 22時52分

ワンライフさんが、治療して里親探せばそれで済んだ話みたいですね。

投稿: d | 2007年3月 7日 (水) 10時41分

縄田先生、ご多忙の所、真摯な対応をありがとうございます。
私もアークエンジェルズさんの活動に、時折ボランティアで参加しているものです。
世間がマスコミや個人的にAAを恨む人々によって、アークエンジェルズさんを誤解していることに憤りを感じている者の1人です。
パソコンの前だけでアークエンジェルズさんに恨みを持っている方々が、実際に林代表とお会いになり、お話しをされたら・・・半分以上の方が誤解を解いてくれると思います。何故ならば、マスコミの面白いネタと利害一致した方々が流した悪い情報のみで判断されている方が多いからだと思います。アークエンジェルズさんを敵視している方の印象は、アークエンジェルズさんにも伝わります。人の感じ方は十人十色ですから、一部の人はアークエンジェルズさんに嫌な印象を受けた。そんな態度丸出しで接したら、アークエンジェルズさんだって良い顔するのも限界があるでしょう。ですが、同じ立場の人でも全く嫌な印象を受けない方もいるのです。悪い印象を受けた人の言動は、マスコミの良い材料です。そこばかりが世間に流され、良い印象を持っている、または何とも思っていない人のコメントは無視。
ご自身でアークエンジェルズさんの事務所を訪ね、敵視した態度ではなく、先入観を捨てて接してみてもらいたいと思います。
話しがそれてもうしわけござません。
先生の仰っていることは、本当にその通りだと思いながら拝見しました。
先生、ありがとうございます。
心ない中傷に負けず、頑張ってください。いつもいつも応援しています!

投稿: れんが | 2007年3月 7日 (水) 12時18分

公開質問状の回答は本当、殆ど意味が分かりませんでしたね。
読んでいてイライラしましたが先生の解説で、やはり分からない自分はおかしくないと安心しました;
縄田先生の動物に接する姿勢、素晴らしいと思いました。
ありがとう、先生!!

投稿: ひめたろう | 2007年3月 7日 (水) 12時38分

いつもわかりやすい記事を書いてくださって ありがとうございます。
質問ひとつひとつにきっちりと答えてくださって本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
先生の記事を読めば、ブルセラを不安に思っている人もきっとわかってくれるような気がします。
ワンコ達が救われるように、先生これからもよろしくお願いします。

投稿: ミカ | 2007年3月 7日 (水) 20時01分

http://www.shugiintv.go.jp/jp/wmpdyna.asx?deli_id=33775&media_type=wb&lang=j&spkid=11756&time=04:54:56.8

藤野真紀子議員の公開質問です!
若干過激な愛護団体発言=1分40秒ごろ
山口獣医師も処分やむなしと発言=19分ごろ

今後はブルセラ症陽性殺処分反対よりも
大阪府が監督不行届で犬を殺したと
責め立てる方向に向かうつもりなんだろうね~

投稿: 一現場ボラ | 2007年3月 8日 (木) 08時10分

一現場ボラさんの観察鋭いです。私もそう思いました。陽性犬処分からはなれて生きます。それに藤野議員は府立大の助教授に陽性犬を実験にどうぞでした。府は廃止した制度です。心配です。

投稿: ミミコ | 2007年3月 8日 (木) 19時09分

上記エントリを拝見しましたが、
排菌とその検査についてコメントさせて頂きます。

先生のお話によると、
排菌のチェックを検査センターに委託されるようです。
しかし検査センターで「ブルセラの排菌チェック」は本当にできますか?

私が調べた限り、
検査センターで行えるのは「ブルセラ凝集反応」でした。
http://www.mbcl.co.jp/compendium/main.asp?field=14&m_class=01&s_class=0025
この検査では、
その犬がブルセラに感染したかどうか評価できても、
今排菌しているかどうかは全く評価できないはずです。

排菌があるかどうかは、
尿や体液等にブルセラ菌がいるかどうかで調べる必要がありますので、
それらを培養して調べるか、
PCR等でブルセラ菌の遺伝子を調べなければわかりません。
しかしこれらの検査は一般の検査センターでは行っておらず、
大学など一部研究機関でしかできないと思います。

また、
>再発すればそのとき対処すれば良いだけの話ですから。
ともコメントされています。
菌が血中等で増殖をはじめてから、
抗体価が上がるまでに数週間〜数ヶ月かかる事を考えると、
検査で陽性となったときにはすでに排菌している可能性は極めて高いと思われますが、
このことについてどのようにお考えでしょうか?

投稿: 医療関係者 | 2007年3月 9日 (金) 00時55分

医療関係者さん、又1頭死にましたよ。この事についてのコメントください。待っています。

投稿: なな | 2007年3月 9日 (金) 12時17分

またたび獣医師団の質問状は、どのように答えても行政を批判するものです。
例えば、1の質問「衛生管理は十分か?」に「はい」で答えても「あのような環境で飼育しておいて十分だと言うのか?大阪府の意識の低さには云々かんぬん・・。管理能力はない」と批判できます。
また、「十分ではない」と答えたら「不十分だとわかっていてなぜ改善しないのか。改善する気がないのだろう。殺すつもりだからどうでもいいのだろう。云々・・・・」と批判できます。
つまり、あのような質問形式ではどのように答えても、相手の思う壺なのです。
行政の日本語能力を批判してますが、行政側も相手の意図などお見通しです。裁判や告訴の相手なのですからうかつな返事はしません。
他の愛護団体がでてくれば状況は変わっていたかもしれませんね。
でも他の団体が動いてくれなかったということが、初めから全頭救出が困難であったという証明でしょう。

投稿: 獣医療関係者 | 2007年3月 9日 (金) 13時29分

今日はここで、質問に答えます。

>若干過激な愛護団体発言=1分40秒ごろ
山口獣医師も処分やむなしと発言=19分ごろ

若干過激とはどの程度の事か私には分かりません。暴力的な行動を起こすなら大問題ですが、今のところ過激と思われる行動は私は知りません。どの行動でしょうか?
また、山口獣医師に関してはまたたび獣医師さんのブログを見てください。

>排菌のチェックを検査センターに委託されるようです。
しかし検査センターで「ブルセラの排菌チェック」は本当にできますか?

排菌のチェックと言いましたっけ?もちろん排菌のチェックには尿や血液の培養が必要と思います。ご指摘の通り、私達が検査センターで検査できるのは抗体検査のみです。
私達が管理できるなら、行政や大学に協力を求めて検査していきたいと思います。

>検査で陽性となったときにはすでに排菌している可能性は極めて高いと思われますが、このことについてどのようにお考えでしょうか?

排菌=手遅れではないと思います。
抗体陽性が確認される前でも飼主が発熱などの症状があれば病院でブルセラのことを告げて検査してもらえればよいと思います。
また、大阪府の抗体検査でもPCR陰性で抗体陽性(つまり偽陽性)の個体は80頭もいました。抗体陽性=排菌の可能性が高いと言うのは大きな間違いです。偽陽性率30%です。医療関係者で、検査のことを詳しくお調べになられているみたいですが、納得頂けましたでしょうか。

>裁判や告訴の相手なのですからうかつな返事はしません。

では、獣医療関係者であるあなたは十分だと思っていますか?あれぐらいでもしょうがないと思っていますか?裁判に関係ないのでお答え下さい。

>でも他の団体が動いてくれなかったということが、初めから全頭救出が困難であったという証明でしょう。

直接関与という意味において、大阪でなかったらまだ動ける団体があったかもしれません。大阪で、現実的に十分な資金力があったのがアークエンジェルズさんです。もちろんアークエンジェルズさんも十分な資金が無ければ今回同様の行動は無理でしょうし、現実性がなければ私も賛同しません。むしろ、一団体でも現実的に助ける事の出来る団体があったことを素直に喜べないのは何故でしょうか?獣医療関係者と言う事ですが、本当に今回の事をきちんと見ていますか?
現在世界中から愛護団体がアークエンジェルズとまたたび獣医師団の行動を支持しています。他の団体も動いています。複数の団体が主導権をとると収拾が付きません。分かりますよね。

投稿: 縄田龍生 | 2007年3月 9日 (金) 19時39分

私は、以前他のドッグレスキューに関わった事のある獣医師です。

今回の事について感じている事ですが、陽性犬の処分に関してはどちらも間違っていないのではないでしょうか?
行政には行政の立場があり、陽性犬=ブルセラ菌を排泄する可能性の犬を譲渡する事は非常に難しいと思います。、犬愛護の方は犬の命を第一に考えるでしょうし、生きられる可能性のある子を救いたいと考え行動するのは当然だと思います。

ただ犬ブルセラ病に関して確立された治療法がないので、行政もレスキューの方も一部の情報(自分の意見に沿った部分だけを見て)で動かれているのではと思ってしまいます。


もちろん、どんな病気も治療方法が確立されるまでは、入念なデータを取って一つずつ解明する事により、より副作用の少ない治療法が見つられると思いますし、現状の対策本部の獣医師(飼育環境も含め)の対応では間に合わないと思います。
行政が入ってしまうとどうしてもこの様な形になってしまいますよね。この件に対して府の独断で税金は使いづらいし・・・
(これからは、犬の飼育環境を整えるために税金を徴収し、いかなる有事にも対応できるようにしなければいけない時代が来ていると考えています。)


治療に関しては、出来れば動物病院クラスの環境で治療していくのが最良だとは思いますが、現実問題ではその環境を整え、臨床に従事している獣医師を揃えるのは難しいと思います。
民間の動物病院では1頭2頭なら受け入れられても、10頭20頭は不可能ですよね。


私は本当に投薬&不妊手術で事なきを得られるならと思い、またたびさんのブログで情報を得ようと思いましたが、残念ながらその治療実績については確証が得られなかった事や、犬愛護の方たちの意見が感情的になり過ぎて、一般の飼い主や国民の方からの同意や納得が得られない状況になりつつあるのではと感じていたり・・・

人畜共通感染症の防疫に関する責任を負わなければいけない獣医師として、私は彼らの意見に理解はできますが、同調することはできません。

陰性犬は確定すれば譲渡できると思いますが、陽性犬は処置により排菌が終生ないと確定されない限り、譲渡するには厳しいのでは?と思っています。


私の個人的な考えなんですが、陽性犬が譲渡されるとすると、

・譲渡された飼い主は終生責任を持って飼育をする事
・継続的な検査を義務とし、将来の治療のために報告する事
・もし同居犬や飼育者または家族にブルセラ菌が感染しても、
 それは自身の選択によって起こった事なので理解する事
・排菌が予想される排泄物に関しては感染性の廃棄物として
 処理し、他の動物に触れさせない事(自宅内のみでの飼育)

ここまで出来るのであれば、陽性犬の譲渡においても可能性があるのではと考えます。ただそこまで責任を持ち実践出来る方がいらっしゃるかどうかが問題で、その事が解決出来ないい限り、私は協力したいと思わなくなりました(あちらに何度かコメントしましたが感情的なものばかりが目立ち、冷静な意見は批判されてるし)

明らかに病原菌を持っている動物からの感染があった場合、ひょっとすると民事的&刑事的な訴訟の対象になるかもしれません。動物病院ならともかく一般の飼い主が責任を持って飼えるのか?と考えておりますし、そこまで考えてらっしゃる方は今のところ見当たらず、残念に思っています。


長々となりましたが、またたびさんのブログにコメントしても建設的な意見は出されそうにないので、こちらに書かせて頂きました。

縄田先生のご意見はごもっともだと思います。ただ私は患者さんに聞かれた場合、条件付きで陽性犬の殺処分反対=譲渡賛成なんですが、現状での犬を取り巻く環境ではその条件を満たしていないのが実情で、同居犬や人への感染が0%でない限り、私は里親になる事はお勧め出来ません、と答えさせて頂いています。


投稿: パンチ | 2007年3月10日 (土) 17時51分

またパンチさんの水をさすような、発言に悲しくなります。私は、仕事がなく、お金が自由に使えましたら、あの現場で犬たちと過ごし、ブルセラ菌にかかった場合,生態実険をしてほしいと、畜産課に2月19日に伝えたほどです。ブルセラ菌なんてこわくありません。パンチさんの意見は犬に対する愛情がありません。きらいです。

投稿: 浅井有利子 | 2007年3月15日 (木) 08時35分

今日、パンチさんのコメント読み返しました。殺処分に反対の意見の中での疑問点の解決に向けてのコメントかなと思い、前回、パンチさんにひどい事を、よく知りもしないのに、発言していた事、恥ずかしくなりました。じゃっかん、ブルセラ菌犬への厳しいご意見もありますが、、、、最後の同居犬、人への感染が0%に、、、のところが何か0%になる方法を考え出していただけたら有難いなーと思いました。

投稿: 浅井有利子 | 2007年3月17日 (土) 10時12分

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