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2009年1月

2009年1月 3日 (土)

放浪ダックス

明けましておめでとうございます。

正月にいいものを食べてお腹をこわしたワンちゃんはいないですか?

アメリカではクリスマスのプレゼントとして子犬を贈る事が多く、そのため、年明けになると保護施設に連れてこられる犬が増えるという悲しい話を聞いたことがあります。

当院も本日より2009年の診療開始です。

初めから非常に悲しくもあり、悔しくもある話で申し訳ありませんが、ちょうどクリスマス頃に1頭のダックスフンドが運び込まれました。

連れてこられた方の話では溝に体半分落として横たわっていたとの事。

来院時には、起立不能で、脳神経症状が出ており痙攣も起こしました。

また。体の右側の皮膚は全体の約1/4が剥がれており、肋骨も一部露出していました。交通事故でしょう。

連れてこられた方は飼い主ではなく、費用負担も全く出来ないとのことでしたので、とりあえず飼い主が見つかるまでこちらで治療する事になりました。

当院が開院してから約5年。これまでに近所で保護された放浪ダックスは計4頭にもなります。これまでに保護された子達は幸い里親が見つかり、今では幸せな日々を暮らしていると思います。

しかし、何故こんなにダックスばかり放浪しているんだろう?

全ての子に共通しているのは、酷い繁殖場などで飼われている子達と同じような伸びきった爪や被毛、ウンチで汚れた被毛です。また、全て未不妊です。

近所にダックスのブリーダーがいるらしいという話は聞いたことがありますが、真否は定かではありません。が、一般家庭からの脱走とは到底思えません。

1週間以上たった今、問い合わせは1件もありません。

ダックスも床ずれができ、衰弱してきています。栄養チューブで何とか命を繋いでいるという状態です。飼い主がいれば、安楽死を勧める状態です。

飼い主を非常に腹立たしく思います。

轢いた人にも何故せめてすぐに病院へ連れて来ないのかと憤りを感じます。

アニマルポリスの必要性を強く感じます。

【1月12日追加】

先日このダックスフンドは亡くなりました。

そして一昨日、また放浪ダックスを保護したというお電話を頂きました。

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