2008年1月22日 (火)

朝日放送『ムーブ』②

光武ディレクターは何がしたいのか?

『アークエンジェルズは悪だ』という自分の直感が間違ったことに気付いていても、社内的にももう引き返せないのでしょうか?それとも単に無能なのか?視聴率が取れればそれで誰がどうなろうと構わないのか?

以前の放送でも、元ボランティアという方が電話取材で『疥癬は治っていない』と言っていました。昨日の放送でも理事のAさんのお父さん(佐藤さん)が同様のことを言っていました。

獣医師でもない方が診断をし(それ自体大問題ですが)、それをあたかも事実のように放送する。期成同盟も獣医師を連れてきて検査すればいい。林代表も受け入れると当初から言っている。川村先生もデモに参加する暇があるのなら何故検査しない??是非検査してください(嘘が無いよう私も立ち会いますので)。後で証言が間違いと分かっても、『ムーブは単に証言を放送しただけで自分たちも騙された』などと言い訳をするのでしょう。

現在の保護犬の中には皮膚の状態の悪い子は確かにいます。ただし疥癬ではありません。(以前から言っているように、疥癬だとしても何が悪いのか理解できませんが)

皮膚の状態の悪い子達のほとんどは『毛包虫(別名:アカラス、ニキビダニ、デモデックス)』によるもので、他にもアトピー性皮膚炎の疑いのある子もいます。慢性の疥癬による皮膚炎の影響か、疥癬が治った後も脂漏症のため綺麗な皮膚になっていない子もいます。

こういったことは昨日の放送で取材を受けていたAさんは当然知っているはずです。そして、その父親である電気工事業者(?)佐藤さんの発言に対してどこまで関与しているか分かりませんが、どうやら同居されているみたいですので十分訂正できたはずです。

Aさんについては当院にも『嘘』の情報で何やら反AAへと誘導しようとした経緯がありましたので私も憤りを感じています。

1~2週間前突然彼女から電話があり、『自分の知り合いが、くすのきさんで骨折治療した子にいくら里親希望を出しても音沙汰が無いが、アークエンジェルズからその子に里親希望が来てるという連絡はあるか?』と尋ねられ、そのような連絡は無いことを伝えました。ただ、里親希望者が出たとしても当院にそのことを逐次伝える必要は全くありませんので???でしたが、アークエンジェルズが如何にいい加減かを伝えたかったようです。

後日Aさんから、『里親希望者さんから、「1週間以上も連絡が無いようなそんないい加減なとこからはもういらない」とお怒りの電話を受けた』という電話が再度ありました。

はじめの電話の際同時に、建設業者にもお金を払っていないという事も言われました。もちろんその時その方がご自身の父親だという話も無く、『何で林さんに直接言わないんですか?林さんは何と言ってるんですか?』というような事を聞いても、『一切話に応じてくれない』と言われるだけでした。

私も治療以外の事にあまり口出しする立場ではありませんし、理事という立場の方でしたのでとにかく林さんと話をしてくださいと言い、静観していました。

しかし、一昨日再度当院に電話があり(電話を受けたのは私ではありませんが)、『自分はアークエンジェルズから外されると思う。お世話になりました』というような事を言われました。その日の電話の中でも、工事費未払いの件がすでにマスコミに嗅ぎ付けられているという警告、話に応じてくれないという不満、モルガーという犬が行方不明になっているのを知っているかという事、電波が弱い場所で林統括も電話の声が大きくなり外に聞こえ、まりみ(?)にすべて伝わり今回のレスキューの情報もそこから広まり滋賀の人はみんな知っているという事などを聞きました。

私は意思疎通がうまくいっていないことによる誤解が原因でAさんが不満を感じているのなら、何とかしっかり話をしてもらう事でお互いの誤解が解けるんじゃないかと思い、その日の夜に林さんに連絡を取りました。

その電話で、林さんのブログに書かれているような事を聞きました。ブログには書いてありませんが、材料にしても佐藤さんは林さんに相談も無く、必要以上の高額なものを勝手に仕入れ使用していたそうです。それでもボランティアに来ていただいているという思いから何も言わず材料費を支払っていたそうです。

それでも私は、佐藤さんに関しては『もしかしたら実の娘(Aさん)からうまい事言われて、佐藤さんも林さんもAさんに騙されていたのかな~』と思っていましたが、あの放送の中での彼の発言からその思いはなくなりました。ちなみにAさんは滋賀シェルターには1~2回しか行った事が無いそうです。

『話に応じてくれないという不満』に関してもAさんから林さんに対して話し合いを持つ要望は一切無かったようです。

モルガーも現在滋賀シェルターにいるそうです。

自分自身が洩らし続けた情報を外に漏れた声にすり替えようとしたのでしょうか?

骨折治療した子の里親希望者の件でも、確かにAさんからの紹介でその子に希望を出された方はいらっしゃったみたいです。ただ、連絡が取れないというのは嘘で、何回か電話で連絡しており、他にも希望者が既にいる為待ってもらうように伝えたが聞き入れてもらえなかったと林さんから聞いています。

ひろしまDP原告の会の一部の方(個人名を避けておくよう助言がありましたので変更させていただきました)は、アークエンジェルズとその支援者のつながりを何とか裂こうという計画を立てているという情報(裁判後集まった中でアークエンジェルズとまたたび獣医師団を何とか引き離さないとといった内容だとその場におられた方からの情報です。間違いであればご連絡下さい)も直接頂いていますので、私や他の理事の方々への今回の働きかけもその一環なのかなあと思ってしまいます。

メディア、特にテレビの力は強力です。

真実を見極める方も多くいらっしゃると思いますが、多くの視聴者にとっては、どんな嘘もそれが真実のように映ってしまいます。

朝日放送ムーブディレクター光武さん

あなたによりどれだけ多くの動物や人が不幸にされているか、よく考えてください。

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2007年11月14日 (水)

朝日放送『ムーブ』調査報告

昨日、ムーブから一通のFAXが届きました。

朝日放送報道局 ニュース情報センター長 兼 ワイド担当部長さまからです。

1箇所ボカシを入れ忘れたミスがあり、反省していますと言った内容のみでした。

説明会自体が撮影禁止だった事や、あたかも途中で撮影を中断されたような報道の仕方に対しては全く触れていませんでした。

一行目には、「先日は、弊社番組「ムーブ!」の取材にご協力いただきまして、ありがとうございました。」とありますが、協力した覚えは全くありませんし、取材を受けた覚えもありません。

みなさん(高島市の皆さんも)マスコミには気を付けましょう。

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2007年11月13日 (火)

朝日放送『ムーブ』

ちょうど1週間前、アークエンジェルズと滋賀県高島市のアークエンジェルズ進出反対期成同盟を中心とした地元の皆様方との第4回説明会が開かれました。

第3回と同様、テレビカメラによる撮影は冒頭の部分(林代表の挨拶)のみという事で、テレビカメラの会場への入室が許可されました。

私は林代表らと共に7時前に会場に入り、地元の方々と向き合う形でテーブルの一番奥に座り、その横に林代表が座りました。放映されたような形です。

少しして、そろそろ説明会が始まるかなと思ったころにボイスレコーダーの録音を始めました。

各マスコミが会場内に入って来て、林統括が全てのマスコミの方にその所属を聞いておられ、ボイスレコーダーの20秒辺りで、統括の『もう1社どこですか?』に答え、『朝日放送です』と返答されています。そして35秒辺りで、統括が『先生も顔を外してください』とマスコミに伝えています。さらに約1分のところで、統括『朝日さん、こちらの方には言ったんですけど、ここは顔は・・・』。朝日放送スタッフ『大丈夫です』。

以上のような会話があった後、顔を写さない人は冒頭のところは廊下のほうへ寄っておこうという事になり、林代表、統括の二人がテーブルの席に残り、挨拶を始めました。

林代表の挨拶の一部はムーブでも流れていましたが、私はヒルズの紙袋を残して席を外しています。

以上のような経過があったにもかかわらず、ムーブでは説明会の模様が勝手に撮影、放送され、私の顔も知っている人は分かるぐらいの軽いモザイクを付け、一部ではモザイク無しの箇所もありました。

後日、朝日放送の視聴者センター(06-6453-1111)へ電話をし、ムーブの行った行為に対する朝日放送としての見解をただした所、調査をし、報告するとのお言葉を頂きました。その際、今回の放送についてだけでなく、以前、電話でカメラ付きの取材を断ったにもかかわらず、診療時間内(午後7時40分頃)にカメラを回しながら急に病院内に入って来て、強引に受付でインタビューを始めた事に関しても抗議しました。その時は放送しないよう念を押したのでコメントのみの放送となりました。放送しなかったので、まあいいかと思っており抗議もしてませんでした。

視聴者センターへ電話して1~2時間後、ムーブのプロデューサーという人から電話があり、『当事者に聞いたところ、撮影しないようにという事は聞いていないと言っている。30分ぐらい経ったところで、市役所の方に撮影を止められたらしい』と返答されました。そのプロデューサーに、ボイスレコーダーにきっちり録音されている事を伝え、モザイク無しの映像について聞いてみると、そんな所は無いといった様なことを言っていたので、しっかり放送を見てもいない人と話をしてもしょうがないと告げました。

プロデューサーも調査しますと言い、電話を終えました。

さらにその後、光武ディレクター(当事者)から電話がありました。

私は、どうして放送内容に抗議しているのにその放送を作った人間が調査・報告しているのかと問いただし、朝日放送としての最終見解を報告するよう要求しました。嘘で固めた言い訳は聞いてもしょうがありません。

光武ディレクターは『明日電話します』と言ったきり、もう5日が過ぎています。

『ペンは剣よりも強し』と言いますが、『テレビ』はまさにペンよりも強い存在となっている現代です。

朝日放送さん、あなた方は特権を持った特別な存在です。是非その事を十分認識し、放送に携わってください。

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2007年4月10日 (火)

メディアリテラシー

関西ではおなじみの、たかじんさんの番組「そこまで言って委員会」の中で、ほんの少しメディアリテラシーの事が触れられました。

メディアリテラシーと言う言葉はあまりなじみの無い言葉でしたが、あるある大辞典の捏造問題以後ちょくちょく耳にするようになりました。

メディアリテラシーとは簡単に言うと、『メディアの伝える情報を鵜呑みにせず、視聴者・読者自身が情報を評価し識別する能力』です。

そこまで言って委員会の中で、橋下弁護士が言われていた言葉に思わずうなずくものがありました。正確ではないですが、おおむね以下のような事です。

橋下弁護士『僕も芸能界で仕事をするまでは、勝谷さんの言葉なんかはまるっきり信じていましたが、実際こうして仕事をしてみると、勝谷さんの言うことがいかにいい加減なものかが分かりました。』

何が言いたいかと言うと、そうです、ムーブの放送です。

ひろしまドッグぱーくの時も散々でしたが、先日の犬ブルセラ症感染犬の放送もアークエンジェルズをいかに悪者にするかという放送で、犬ブルセラ症に関しては薄っぺらい情報のみを出して、滋賀県の住民を不安にさせるようなひどい物でした。

あるある大辞典は娯楽の要素が強いですが、ムーブはまがりなりにも報道色の強い情報番組です。私から見れば、あるあるよりひどいと感じてしまいます。

番組の中で紹介された大学助教授の言葉も、犬ブルセラ症感染犬を殺処分する理由はありませんでした。このブログを見ている方なら皆常識として知っている情報のみです。

コメンテーターも司会者も無知で、家畜の糞尿と混同するような発言をする人もいました。

犬達の糞尿で作物に影響が出て、地元の方々の生活に支障をきたす????

こんな嘘を正確な情報で否定せず堂々と放送するこのプロデューサーは、ムーブの影響や視聴率の事を考え、頭がどうかしたんだろうかとさえ思います。特に関西ではムーブの反響は大きいので、自分が偉くなったとでも思っているのでしょうか?

ひろしまドッグぱーくの時にも私の名前やアークエンジェルズさんとの関係を全て書いて、質問をメールしたにもかかわらず、紹介されたのはほとんど批判メールのみでした。私のメールは無視です。結構関わっていた方だと思うのですが・・・。

おそらく今回の件を調査しているムーブのスタッフは、私のこのブログも見ていることでしょう。(見て無ければ本当に無能としか言いようがありません。)

ムーブのスタッフ方! 

視聴率を上げたいのは分かるが、いい加減自分達の利益の為の“虐め”はやめて下さい。テレビの影響がいかに大きく、あなた方がやっている事がいかに愚かで、傲慢な事か考えてください。言論の自由を強く主張する前に、何故政府が口を出そうとしているのか自分自身をもう一度見つめてください。報道に規制をかけざるを得ないという意見が出るのは、報道者自身の責任である事をよく考えてください。

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2007年1月17日 (水)

共感覚

私を含め、多くの人は自分の体験や学習に基づいて個々の信念を持っていると思います。子供の頃からの体験に加え、科学を学ぶ道を辿った私は当然の事ながら科学を信じている(変な言い方?)。

最近、オーラや霊を扱ったテレビ番組が多く、それなりに娯楽として楽しんではいるがどうしても信じる事は出来ない(それらが『無い』というのも証明されてはいない。というより、『無い』事を証明するのはほぼ不可能である)。しかし、「霊を見た」とか「オーラを感じる」と言う人達が全く嘘を言っているようにも思えない時がある。

信じたくは無い。でもどうなんだろう・・・?

人は実際『目』で見なくても物を(脳で)見ることが出来るのは、誰でも夢を見ることから容易に想像できる。薬物中毒になると虫が体に這いつくばって来るのが見える。しかし、明らかに昼間正常な状態で目を覚ましている人が普通の人に見えないものを見るのは何故だろう?

その疑問をかなり解決してくれる番組が先日あった。ビートたけしさん司会の『感覚』をテーマにした番組だった。盲目の人が口で鳴らした音の反射(エコー)を聞き分け自由に歩き回る事にも『目から鱗』だったが、同番組内で紹介された共感覚という物に驚かされた。

共感覚者と呼ばれる人達は、例えば音や臭いや文字などに色を感じるという。私達が見る黒い文字も彼(女)らには鮮やかに色づいて見え、喋っている口元を見れば色が見えるという。

また、彼(女)らに音楽を聴かせ、その時の脳の活動を調べると、通常は聴覚野と呼ばれる場所だけが活動するのに、視覚野も同時に活動している。音楽を聴くと、色を感じるのである。聴覚野と視覚野を直接結んでいる神経があるらしい。(番組ではこれが進化なのか人間が昔から持っていたものなのかは分からないとしている)

私の勝手な結論としては、オーラや霊が見える人達は、実際に見ているのだろう。しかし、そこに在る物を見ているのではなく、何かにより刺激された脳の視覚野が見ている可能性が高いという事である。

自分の常識が世間では非常識という事が誰にでもあると思う。自分の無知(今回では共感覚について)により間違った考えをしている事も多いだろう。信じていないものを頭から否定するのはなるべく止めようと思う今日この頃です。

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2006年8月 6日 (日)

8月6日

皆さんは8月6日と言ったら、すぐに原爆投下の日というのを連想しますか?

私は広島で生まれ、広島で育ったのでとても身近に原爆がありました。

私の祖母は被爆者で、爆心地から5km位離れた所だったのでひどい怪我は無かったですが市内の方から火傷を負った大勢の人が水を求めて来たということを聞いたことがあります。祖母はまだ健在です。

小学校などでも原爆の話や原爆ドームの写生などをした記憶があります。修学旅行では長崎へも行きました。広島を離れてびっくりしたのは、8月6日午前8時15分にサイレンが鳴らない事でした。広島ではあちこちの工場などでその時間が来るとサイレンが鳴り、黙祷をします(もちろんしない人も多くいますが)。テレビは原爆や戦争のドラマなど多くありました。

今日のテレビ欄を見ると、『さんまのからくりテレビ超特大号』や『日曜洋画劇場ショウタイム』など、原爆に関係ないものばかりです。唯一NHKで『平和記念式典中継』と夜中にある『NHKアーカイブス』が放送されます。

ホリエモンがフジテレビを狙った時、どれだけ多くのテレビ関係者が「テレビは公共性があり特別だ」と言ったでしょうか?公共性のある崇高なものであるのなら何故今日原爆についての特集を一切放送せず、からくりテレビの過去の映像特集なんか流しているのでしょうか?

これでは広島と長崎の人達以外は原爆のことなど単なる過去の出来事の一つになっているんじゃないかと心配です。

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2006年7月20日 (木)

医療保険

国民健康保険費を払えず保険証がなく、病院へ行くのをためらっている人が増えている事が先日ニュース番組で報道されていました。国民健康保険に加入すべき人の2割が滞納しているそうです。番組では、弱者に対する国の姿勢を少し批判的に報じていました。

日本では国民皆保険制度によってかなりの高額な医療費が免除され、ほとんどの人が一定水準以上の医療を受けることが出来ます。私も、アメリカに行くまではあまり意識していませんでしたが、すばらしい制度だと思います。

私の親戚の一人(祖母の弟。アメリカ在住)が、数年前心臓病でペースメーカーを埋め込む手術を日本とアメリカでしました。日本では被爆者手帳を持っているため無料。アメリカでは1000万円近くかかったそうです(もちろん民間の保険に加入していたので実費はそれなりで済んだと思いますが)。被爆者手帳を持っていなくても国民健康保険があれば高額医療制度によりかなり安く手術を受けることが出来ると思います。以前も何かで書きましたが、アメリカでは救急車を使うと数万円かかります。

話は戻りますが、番組で言われたように保険料が払えない人が、保険証をもらえないと言うのは本当に弱者切捨てでしょうか?国がお金を出せばよいと考えがちですが、国というのは私たち自身で、国のお金は私たちの税金です。総医療費の実に25%は国の補助金(私たちの税金)からなっています。つまり、毎月の国民健康保険料に加え、各種の税金という形でそれに近いお金を払っているのです。地域によって異なりますが、国民健康保険の上限額は約53万円(一家族年間)。10年病院に行かなければ530万円が他の人の医療費に使われる事になります。もちろん自分が病気をしたときは健康な人が払っているお金で助けてもらうのです。助け合ってこそ成り立つ保険ですので、助けてもらうばかりと言うのはどうかと思います。そんな人こそ、他人ではなく家族や親戚が助けるべきだと思います。

私たち動物病院で毎日のように言われる言葉があります。

『動物病院は保険がきかへんからねえ』

国民健康保険が国の制度である為か、医療費の一部が税金という形であるために、払っているという意識が少ないせいか、人の医療は安く、動物医療は高いと感じていらっしゃるみたいです。おそらく、7割は国(他人)が払ってくれていると感じている場合が多いのでしょう。

最近では、月々2~4千円位で、5~7割の負担をしてくれる民間保険(共済)が各社から出ています(当院ホームページ参考)。人のような高度・高額医療はありませんが人の保険料(+税金)と比べてもそれほど割高感はないんじゃないかと思います。

『動物病院は保険がきかない』のではなく、月々数千円をしぶって保険に加入していないから当然保険はおりないのです。全ての人が払った以上の金額をまかなえることは当然あり得ません。保険会社がつぶれます。保険を考える時に、『払った分だけ取り返さないと損』なんていう事を考えている方は、是非その考えを改めてください。

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2006年6月 5日 (月)

駐車監視員

警察官に代わり、駐車監視員による駐車違反の監視が始まりましたね。

私自身にはあまりそれによる変化は無いですが、病院によっては駐車場の確保が難しく、路上駐車に頼っているところも多いんじゃないかと思います。

テレビなどを見ていると、配送業者さんもかなり神経質になっていたり、タクシーの運転手がよく利用する小さな食堂ではお客さんの数が激減したというようなことも報道されていましたね。

「バンキシャ」という番組のコメンテーターで元検事の河上さんという方はこう言われてました、「交通違反はどんな状況でも交通違反です。アメリカでも5分もしないうちにすぐ違反を取られる。」また警察の天下りが多いという指摘に対して、「60歳で定年になった人に新しい職場があることは必要だ」、また郵便配達員は違法駐車にならないことに対し、「準公務員だし、公共性があるから問題ない」と。

「何だ?この人は!」と思ってしまいました。

①アメリカでは駐車場がとても多く、ほとんどすべてのモール(小さなものも含めて)に駐車場(無料)があります。また、道路も広く、道路にも有料や無料の駐車スペースが多くあります。日本の状況とは全く違います。

また、私達が普段運転していて困るのは迷惑駐車(吹田郵便局前は裏に駐車場があるにもかかわらずほとんど常に道路上に駐車されていて、渋滞の原因になっています)であって、佐川急便やクロネコヤマトが一時駐車していても腹は立ちません。

心にも法律にも余裕が必要では?

そういえば、ネズミ捕りをしている警察官が、あるドライバーに「何で5km/hオーバーの車はつかまえないんだ?5km/hも20km/hも同じ速度オーバーだろ?」と言った時に、こう答えていました。「少し余裕を見ているんです。あんまりきっちりしてもよくない」と。

今回の駐車違反も同様に考えられないのでしょうか?ご都合主義にはあきれます。

また、「はぁ?」と思ったことを思い出してしまいました。狂犬病の注射などで、環境管理センターに行き納金しますが、事前にFAXで登録件数などを送り行く日を知らせます。仕事などの都合で当日行けない時があると、領収印の日付どおりでないと困るといわれます。しかし、いったん入金すると、後日間違った登録だったことが分かり返金を求めても返金してくれません。「それは出来ないんですよ~」とあっさり言われた時は本当に腹が立ちました。他の人が対応してくれて、次回に振り替えということになりましたが・・・。

②この前、四十数歳で辞めた警察官の退職金が千数百万円と言っていましたので、定年を迎えた警察官の退職金は数千万円でしょう。60歳を迎えずに職に困っている人は大勢います。あえて数千万円をもらった人に職の斡旋をする必要があるでしょうか?やはり、官と民の癒着は防げないようですね。自民党の桝添さんは、「必ず天下りの温床になるから」といって大反対していました。

③公共性で言っても、佐川もクロネコもゆうパックもそう違わないと思いますが。

皆さんはどうお考えですか?

ところで、駐車監視員がいなければ駐車違反は取られないんでしょうか?やっぱり警察も取締るんでしょうか?

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2006年5月 6日 (土)

医療訴訟

医療関係のニュースメールがほぼ毎日送られてきており、ほぼ毎回医療訴訟のニュースも含まれています。

『そんな馬鹿な!』と思うようなミスも多いが、 最近Yahoo!でもニュースになっていた帝王切開でのミスによる医師の逮捕の問題を考えてみようと思います。

福島県の県立病院で平成16年12月に腹式帝王切開術を受けた女性が死亡したことに関し、手術を担当した医師が、平成18年3月10日、業務上過失致死および医師法違反で起訴された件です。

報道各社はおそらく、医師の過失が原因の死亡事故であると報じていると思われます。医者のずさんな手技と対応によって一人の尊い命が奪われたと。

これに対し産婦人科学会は以下のようなコメントをしています。

『はじめに、本件の手術で亡くなられた方、および遺族の方々に謹んで哀悼の意を表します。

このたび、日本産科婦人科学会の専門医によって行われた医療行為について、個人が刑事責任を問われるに至ったことはきわめて残念であります。
本件は、癒着胎盤という、術前診断がきわめて難しく、治療の難度が最も高い事例であり、高次医療施設においても対応がきわめて困難であります。
また本件は、全国的な産婦人科医不足という現在の医療体制の問題点に深く根ざしており、献身的に、過重な負担に耐えてきた医師個人の責任を追及するにはそぐわない部分があります。 』

ここで考えさせられるのは、「明らかなミス」と「現代医療の現実」の違いではないでしょうか?

同じ手術を同じ条件の下で100人の医師が行なっていた場合、99人成功するのにその医師だけ失敗するとなれば医療ミスである可能性はかなり高いと思いますが、90人成功して10人失敗する場合はどうでしょうか?いわゆる名医の技術を基準とし、名医なら出来た手術を失敗したから医療ミスとすればそれはちょっと酷かと思います。

同じ難易度の手術が35年前だったら果たしてどうだったでしょうか?成功すれば名医で、失敗してもしょうがないというものだったかもしれません。

報道では、『「癒着胎盤」である可能性を認識しながら、十分な検査をせず、高度医療が可能な病院への転送や輸血製剤などの準備が不十分なまま』とありますが、事故調査委員会は、『当医師は前1回帝王切開の既往、後壁付着の前置胎盤であれば、一般に癒着胎盤の頻度は高くはないため癒着胎盤を強く疑ってはいなかった。』としています。つまり、通常ならば、癒着胎盤ではないケースなのだろうということを想像させます。仮にも産婦人科専門医ですので専門医の判断として不十分だったかもしれないが間違ってはいなかったのでしょう。ただそれが最悪の結果につながったということでしょう。

それではこの様に少しでも癒着胎盤を疑うケースにおいて、すべての病院で最悪の事態を考えて、常に輸血用血液を準備しておかなければならないのでしょうか?

というより準備できるのでしょうか?

皆さんはどれくらい献血に行っているでしょうか?私も最近は肝酵素(GPT)が少し高いので、いつも献血できないと言われますが、数年前までに通算50~60回献血していました。もちろん骨髄バンクにも登録していました(しています?)。学生時代に登録すると、半年も経たないうちに適合者が見つかり、数回の検査をし、親の同意書を取るところまで行きましたが、レピシエントの方の状態が悪化し、中止となりました。もう半年早く登録していればと考えてしまいます。

慢性的な血液不足の中、最悪の事態を考え、常に多めの血液を用意することはおそらく難しいのでしょう。動物でも同様です。十分な輸血ができずに亡くなる犬猫たちは多いのではないかと思います。

もう一つは慢性的な産婦人科医不足があります。これに関しては、もうちょっと医者になる人達に考えてもらいたいと思いますが、今回のことで、7割以上の産婦人科病院の先生方が診療に影響すると答えているそうです。通常の医師よりも訴訟になるケースが多く、夜中にたたき起こされる仕事なので、産婦人科医を目指す医師も減り、少し手ごわそうな場合はすぐに大病院へ行ってもらうことになってくるだろうとの事です。

もうすぐ弁護士がどんどん増えて、アメリカのような訴訟社会になります。そうすると、弁護士も自分の仕事を得る為にもっともっと医療裁判が増えてきます。それに対する病院側にも保険が必要なので、医療費はアメリカ並に高騰していく可能性もあります。

動物病院も同様です。今まで行われている訴訟のケースを見てみると獣医師側の過失が圧倒的で、あまりにもひどい対応をしている獣医師に問題がありますが、今後そうでもないケースも出てくるでしょう。そうすれば当然獣医療費も高騰します。

医療事故は絶対に無くなりません。出産で死ぬ人は絶対に無くなりません。ワクチンで死ぬ人も亡くなりません。でも、医師の怠慢などによる医療ミスは無くす事が出来るはずです。その違いははっきりさせたいところです。

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2006年4月 4日 (火)

マンションのペットクラブ

先日、昨年同様近くのマンションのペットクラブ総会で、老齢犬・猫の病気についてお話をさせて頂く機会がありました。

ペット化のマンションが増える中、不可のマンションでのペットトラブルというのはよく耳にする話です。(個人的には、迷惑をかけるのは人のほうがよっぽど多いと思います。例えばゴミの日を守らないとか夜中に子供や学生が大騒ぎをするなど。私も学生時代には、水泳部のコンパなどでかなり迷惑をかけたことがあり、反省しています。)

おそらくトラブルのほとんどの原因はマナーの悪い飼主でしょう。私も子供の頃散歩中に犬がした糞便を持ち帰るということはしていませんでしたが、その頃は今以上に空き地や草むらが多く、社会的な問題にもなっていなかったんだと思います(広島のちょっと田舎でしたので)。しかし、当院近隣の住宅地でも毎朝チビコちゃんの散歩に行くと、人がしたのかと思うぐらいの糞や小さなものやたくさん放置されています。『持ち帰らないといけない』という気持ちがたとえなくても、『他人に見られたら非難の目で見られるから嫌だなあ』という気持ちがあれば持ち帰ると思うのですが・・・。

今回お邪魔したマンションのように自発的にこのような活動をしていき、ペットオーナーのモラルに対する意識を高めていけたら、動物嫌い・恐怖症の方々とうまく付き合っていけるのだと思います。

ちなみにペットに関するトラブルは専門家にお問い合わせ下さい。

動物法務協議会 大阪支部・行政書士立石法務事務所

Petclub1

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2006年3月11日 (土)

ミドリガメ

私達が子供の頃から身近にいる亀は、ミドリガメ銭亀でしょうか。当然私も飼っていました。今もあるのでしょうか、昔は金魚すくいならぬ『亀すくい』があり、祭りの縁日でミドリガメを取っていました。銭亀はどこにでもいたので、ため池等で取って飼っていました。子供の飼育ですので、決して清潔な状態で飼っていた訳でもなくよく水槽が濁っては、掃除していたことを思い出します。昔から亀には細菌がたくさん付いているのでよく手を洗うようにと教えられてきました。

最近、小学校で飼育されているミドリガメから子供にサルモネラ菌が感染し入院したとの事で、文部科学省は小学校と幼稚園では爬虫(はちゅう)類の飼育を控えるよう求める通知を全国の教育委員会などに出しました。

皆さんはこの対処をどう思いますか?

「当然だ!」と思いますか?  「そこまでしなくても。」と思いますか?

2/17のブログで書いた様に、私には『細菌=排除』という行き過ぎた反応と思えてなりません。『猫はトキソプラズマを持っているので、妊婦は注意』『猫ひっかき病があるので猫は怖い(実際はノミが運ぶ細菌による感染症)』などが一人歩きして、間違った知識が一人歩きしている事も多くあります。致死率の高い病原体(O157など)でなければ、どんどん感染して、どんどん免疫を付けていった方がいいのではないでしょうか?

全国の大勢の子供が、間違いなく動物からサルモネラに感染しています。しかし、入院という事態になるのはそのごくごく一部です。学校の大車輪やブランコなどで遊んで、怪我して入院するほうがはるかに多いはずです。それでは遊具を完全に撤去するでしょうか(している所もありますが)? ミドリガメを排除するのではなく、水槽を清潔に保ち、亀を触ったら手を洗う。それで十分だと思いませんか?

今の教育現場は、間違った知識を持った親に気を使いすぎ、教育自体も間違った方向に行っているように思えてなりません。(元凶は過保護な親と文部科学省の無能役人のようです。現場の先生方は本当に大変だと思います。)『相談して殺すなどの処分もありうる』と文科省はコメントしているようですが、それが教育か?と憤りを感じます。

皆さんはどうお考えになりますか?

以下に共同通信社のニュースの一部を掲載します。

 自然にかかわり、大切にすることを学ぶため動植物の飼育や栽培が行われているが、文科省は「爬虫類は基本的には飼育すべきではない。外部の人に譲るのが一番だが、専門家と相談して殺すなどの処分もありうるのではないか」としている。

 文科省によると、2005年に千葉県内でミドリガメを飼育していた家庭の子ども2人が、サルモネラ菌に感染し入院した。サルモネラ菌はカメのふんや飼育箱内の水に含まれ、口から入ると感染するという。

 このため同省は、学校などで爬虫類の飼育を控えることのほか、極力触れないことや触れた後はせっけんで手洗いすることなどを求めている。

ミドリガメ     クサガメ(ゼニ亀)Midorigame Kusagame

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2006年3月 5日 (日)

PSE法

最近初めて知りましたが、皆さんはPSE法のことをご存知でしょうか?

簡単に言えば、PSEマークが付いていない電気製品は4月1日以降販売、購入できなくなるというものです。現在新品として売られているものは良いとして、困るのは中古品です。高級なアンティークものなら、費用をかけてもPSEマークを取得するでしょうが、それほど高価ではない物の場合、中古品業者が果たしてそこまでする(できる)でしょうか?

施行まで1ヶ月を切るようになって、音楽業界を中心にPSE法に反対の署名が行なわれていますが、もう遅いでしょう。お金に苦労していない役人(国家公務員)がこれ位の事で自分達の作った法律をいまさら考え直すことなどあり得ません。

ヤフオクでも売れなくなるので、中古品業界はパニックになっていると思います。私たち獣医業界も例外ではなく、レントゲン撮影装置や超音波検査装置など何百万円もする製品を開院時に全て新品で揃える事は2世獣医師やよっぽどのお金持ちでないと不可能です。中古品も今後値上がりが予想されます。

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2006年2月14日 (火)

アガリクス

動物用のアガリクスは獣医の世界でも使用され始めて何年にもなる。

それなりの効果は期待できるのだろうが、はっきりしない(延命の証明はされていない)。害がなければ後は価格の問題だけであったが、少し注意をしなければならないニュースが飛び込んできました。ご存知の方もおられると思いますが、アガリクスの『発がん性』。

『アガリクス』に発がん性があるという事ではなく、キリンウェルフーズ(キリンの子会社なので訳の分からない会社の商品ではないところがまたショックである)のアガリクス商品「キリン細胞壁破砕アガリクス顆粒(かりゅう)」に発がん性が認められたというもの。しかしもちろん他のアガリクス商品には問題がないという事は証明されていないので、現在アガリクス商品を使っている人や動物の飼い主様は不安だと思います。

当院では本当に信頼できる主治医である為に、証明されていない健康補助食品の類は、よっぽどの飼い主様の希望がない限り出していません。効くか効かないか分からない物なので、効かなかった時の責任がなく、儲けの事だけを考えている獣医師ならばどんどん出していることでしょう。

以下に、ニュースの一文を転載しておきます。

 厚生労働省は十三日、健康食品「アガリクス」を原材料とする「キリン細胞壁破砕アガリクス顆粒(かりゅう)」に発がんを促進する作用が認められたとして、キリンビール子会社のキリンウェルフーズ(東京都江東区)に自主的な販売停止と回収を要請し、食品安全委員会に販売停止の可否を諮問した。
 キリンウェルフーズは同日、顆粒だけでなく、全アガリクス商品の販売の中止、回収を発表した。アガリクスはカワリハラタケと呼ばれるキノコの一種。がんの予防効果があるとされ、健康食品として広く販売されている。今回の要請は一社の製品だけだが、アガリクス市場への影響は必至とみられる。アガリクスが肝障害を引き起こす疑いが学術誌で報告され、国立医薬品食品衛生研究所で三社の製品の毒性を調べていた。
 この結果、ラットの試験でキリンウェルフーズの製品から発がんを促進する作用を確認。残る二社の製品から発がん促進作用は未確認だったが、厚労省は食品安全委に、念のため安全性に関する意見を求める。
 キリンウェルフーズの野中淳一社長の話「発表内容を真摯(しんし)に受け止めて販売中止と自主回収を決定した。引き続き、安全性の確保に努めたい」

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2006年2月10日 (金)

眼科医

人の眼科医の話だが、先日知人が片目だけの視力の低下を訴えて眼科へ受診した。様々な検査をしたらしいが、視力検査(の向きを当てるやつ)では、患者『右斜め上』、検査士『惜しい!頑張れ!』などという会話があったとの事。このあたりでちょっと怪しいなと思ったらしいが、約1時間の検査の結果、何も告げられず抗炎症薬(塩化リゾチーム)を渡されて帰った。

帰宅後、なにやら紙も貰っていたので開いてみると視力右眼1.0左眼0.4さらには結膜炎と書かれていた。診察中には『結膜炎はないですね』と言われていたのにである。さらに、診察後にメガネ等はしなくて良いのかを聞いたところ、『まだいいよ』との回答だったらしい。

左右の視力に大きな差があると、気分が悪くなったり、良い方の眼まで悪くなったりすることがあるので、私はすぐに他の病院への受診を勧めました。

数日後、他病院の医師は(一時的なものであれば良くなるかも知れないので)ビタミン剤の点眼を渡し、改善がなければメガネかコンタクトを付けるよう指示したとのこと。

いくら町医者と言ってもこの差は何なんでしょう?腐っても眼科専門医では?と思います。検査等で約1万円(自己負担3000円)かかっている。だから人医は町医者でもベンツに乗っているのかと納得できる。本当に人の病気や命を救ってくれる医者がベンツに乗っていても納得だが、こんな医者ではちょっと・・・。

動物では日本には専門医制度がないが、眼科を得意とする先生方はいます。人の眼科の町医者よりはよっぽど優秀な先生方です。というより、治そうという気持ちの強さの違いでしょうか?

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2006年2月 7日 (火)

統計(?)

みなさん細木数子さんの占星術に興味のある方は多いと思います。うちのおばあちゃんもその一人です。僕も時々テレビを見ますが、占いを除けば実に常識的なことをおっしゃっておられて、勉強にもなります。その細木さんが占いは統計学だと言っておられました。『これはこうなんだ!私の言うことは全て正しい』などと言う怪しい占い師や霊能者と比べるとまだ良心的だなあと感じました。

しかし、本当に『統計学』なのでしょうか?

私たち西洋獣医学を実践する人間は、常に統計学的に有効と認められた治療法を実践します。もちろん有効と認められていなくても効果の可能性があるものについては飼い主様と話をして使います(例えばアガリクス茸の抗癌作用)。先日老犬2頭の話をNHKで放送しており、腰がふらつく老犬に対し針治療を行っていました。あれもまた治療効果があると統計学的に認められていない治療法です(効果が無いと断言しているわけではありません)。補助的に(薬で言えばサプリメント的に)行うのであれば良いと思いますが、最近では(命に関わるような病気でも)東洋獣医学を第一選択治療として行う獣医師もいます。本当に『治してあげたい』と思えばそうはならないと思うんですが・・・。

細木さんの占いは果たして本当に統計学的に計算されているんでしょうか?そもそも十人十色の人生を統計処理できるんでしょうか(私も統計学には詳しくないので)?テレビでは、『これは効く』と堂々と言いながらも統計学的な証明がされていないものがあふれています(CoQ10,アガリスク,・・・・・)。皆さんもテレビ等での情報に十分気をつけてください。

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2006年2月 3日 (金)

BSE(2)

皆さんニュース等でご存知と思いますが、アメリカ農務省は以下の調査結果を発表しました。

『監査した12の食肉加工施設の4分の3にあたる9施設で、脳などBSE感染の特定危険部位を除去したかどうか記録が残っておらず、さらに、各施設に派遣されている農務省の検査官が、どの程度の頻度で検査していたかの記録もなく、検査が適正かどうか判断のしようがなかった』

先日このブログでもアメリカのいい加減さを書きましたが、本当に日本では考えられない状態ですよね。

ところで先日大阪市は大阪の2つの公園でホームレスの人達を強制退去させましたが、そのときの費用が1100万円。350人の警備員に800万円(時給2000円。ということは11時間半?)、トラック(計10台)のレンタルに300万円だそうです。100人程度のホームレスと支援者を退去させるのに本当にこれだけの人(大阪市職員310人も当初危険手当が検討されていたみたいです)と時間が必要だったのか疑問が残ります。市の職員と警察だけでよかったのでは?プロの警備員なら1箇所に数十人もいればいいのでは?などなど・・・これだけ無駄使いが非難されている中でのこの無駄使い。勝手に懐に入ってくるお金には人間こうもいい加減なのだなあと感じ、アメリカのええかげんさにほんの少しだけ通じるところを見た気がします。

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2006年1月24日 (火)

アメリカ産牛肉

ホリエモンの陰に隠れていますが、アメリカ産牛肉に脊椎が混入していた事が発覚したニュースはまさにアメリカの現状を表していると感じます。

アメリカへ行った事のある方なら分かると思いますが、映画やテレビの中のアメリカは虚像といっても過言ではありません。

アメリカのトップは獣医の世界でも、経済の世界でもおそらくトップでしょう。しかし、日本のような中級は少なく、後はとても目を当てられない状況です。日本のどこのマクドナルドに行ってもあの店員達の愛想のよさや対応の丁寧さは本当に感心します。しかしアメリカのマクドナルドはどうでしょか。何人も並んでいるのに店員達はベラベラしゃべりながら、めんどくさそうに仕事をしています。マクドナルドに限らず大抵のお店がそうだといっても過言ではありません。私がお世話になった動物病院の先生(勤務医)も、「いい動物病院を探して、そこに就職するのが難しい」と言っていました。あのアメリカの獣医の世界でも駄目な獣医はたくさんいるというのです。

アメリカ政府は組合に強く言われて、日本の(全く不十分な)条件に従うことで牛肉輸出にこぎつけたのですが、実際食肉加工場で働く人たちはあまり深く考えていないのではと思います。20ヶ月令以下の牛というのも本当かどうか全く信用できません。

どこの病院でも高水準の医療が非常に安く受けられ、車を安心して修理工場に出す事ができ、スーパーで買ったものを忘れても誰かが届けてくれている(今日マルヤスでパンを買って忘れて帰ってしまいましたが、届けて頂いてました。この場を借りて届けて頂いた方にお礼します)、この日本のすばらしさを皆さん当たり前だと思わないで下さい。

時価総額を上げる事を第一に考え、素人の投資家を半分だますような(悪い面での)アメリカ的な経営はやっぱりよくないと思います。病院に来ていただいてる患者様、お店に来ていただいているお客様、投資をしていただいている投資家様のことを大事にする日本の国民性であり続けて欲しいと願っています。

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2006年1月14日 (土)

ブログはじめました。

時代に乗り遅れないよう、私もブログに挑戦しようと思います。パソコンに関してはド素人の私ですが、何とかホームページを作りました。しかし、ここ最近更新が滞っており、魅力のあるものになっていません。

ブログであればもう少しこまめに更新できるかなと思っております。

病院のこと、動物のこと、個人的なことなどなど気楽に書いていきますので、皆さんコメント等あればどんどん書き込んでください。

今日は、『だいじょうぶ?マイペット』の紹介です。

『だいじょうぶ?マイペット』というサイトでは、飼主さまからの質問に全国の獣医師が答えるという、皆様にとっては気軽にセカンドオピニオンの聞ける場となっています。私も今年より回答をする獣医師の一人として登録されていますので、どんどん質問してください。

http://www.d-mypet.com

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